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探触子の表示記号(JIS Z 2350:2002)

表示の順序 内容 種類 記号
1 周波数帯域幅 広帯域の場合はB、狭帯域の場合はNをつける。(N:省略することができる)
2
周波数
公称周波数をMHz単位で表す。
3
振動子材料
ジルコンチタン酸鉛係磁器:Z、Z以外の圧電磁器:C、ポリマ-系:P
4
振動子寸法
コンポジット:K、その他:E、材料を特定しない時:M
5
波のモ-ド
円形:直径(単位はmm)
6
形式
二振動子の物は、それぞれの振動子寸法とする。
7 屈折角
角形:高さ×幅(単位mm)
8 集束深さ又は
交軸深さ
縦波:L、横波:S、SH波:H、表面波:R(S:SV波の場合省略できる)
垂直:N、斜角:A、可変角:V、水浸:I、タイヤ:W、
二振動子形:Dを加える。
低炭素鋼中への公称屈折角で表し、単位は、度とする。
その他の材料の場合は、その材料を表す記号を付ける。
点集束形のものはPF、線集束形のものはLF
二振動子形のように交点をもつものはFを付け、その深さをmmで表す。

<探触子の表示方法>

例1. 2Z20N:φ20mmのジルコンチタン酸鉛系磁器振動子を用いた2MHzの垂直探触子。
例2. 5Z10/2NDF10:φ10mm半円二分割のジルコンチタン酸鉛系磁器振動子を用いた交軸深さ10mmの5MHz二振動子垂直探触子。
例3. 5C10×10A70:高さ10mmで幅10mmのチタン酸鉛系の圧電磁器振動子を用いた屈折角70度の5MHz斜角探触子。
例4. .5K15IPF30:φ15mmの1-3コンポジット振動子をもちいた集束距離30mmの5MHzの点集束水浸探触子。
 

探触子の遅延材&楔材料の選定

斜角探触子の楔に使用されている材料の記号及び特性を示しておきます。楔を選定する時の参考にしてください。

PMMA:アクリル樹脂、一般的に使用されている楔材料。
PEI:ポリエ-テルイミド樹脂、PMMAより減衰が少なく、耐摩耗性を有する。熱変形温度150℃
PS:ポリスチレン樹脂 減衰が非常に少なく、高周波に適する。摩耗しやすい。ギャップ探傷に適する。
PI-1:ポリイミド樹脂 耐摩耗性は良く、高温に適する。熱変形温度360℃ 減衰が少ない。
PI-200:ポリイミド樹脂 耐摩耗性は良く、高温に適する。熱変形温度470℃ 減衰が非常に少ない。

各遅延材の超音波性能を下記に示しておきますので参考にしてください。

<各遅延材の超音波特性> 周波数:5MHzによる(弊社実測値)

材料 音響インピーダンス(106kg/m2s) 縦波音速(m/s) 横波音速(m/s)
PMMA(アクリル) 3.27 2730 1400
PEI(ポリエ-テルイミド) 3.11 2450 1050
PS(ポリスチレン) 2.41 2330 1150
PI-1(ポリイミド) 3.47 2450 1060
PI-200(ポリイミド) 3.80 2710 1390
水(参考) 1.48 1480 ──
グリセリン(参考) 2.42 1920 ──
 
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